現代社会は、幾千もの魅力的な漫画で溢れています。
WEBコミックの登場で、その数はさらに広がりつつありますが、その中には、ただ面白いだけでなく、成功を掴み、夢を叶えるのに役立つ漫画もあります。
それは、読むだけで成功までの過程を体感・体得できる漫画です。
主人公などの登場人物が、苦労しながらも成長して成功を掴む姿を通して、自己啓発の最重要ポイントである「努力の積み重ね」「前向き＆強気の理想的なマインド」「結果を出すための方法や工夫」などを簡単に、且つ深く理解することができます。
今回は、そんな夢を掴みたい人へおすすめの当ブログ一押し“自己啓発的マンガ”を5作品を紹介したいと思います！
最新のタイトルではなく名作・巨匠寄りとなってしまいましたが、傑作揃いですので、読んだことがない人はぜひ一読してみてください。
1. SLAM DUNK / 井上雄彦
まず1つ目は、言わずと知れた超名作の「SLAM DUNK」です。
主人公の桜木花道をはじめ、魅力的なキャラクターが切磋琢磨し勝利を目指すスポーツ漫画のお手本のような作品です。
高校バスケット漫画という当時では珍しいジャンルながら、バスケやスポーツだけでなく日々努力している全ての人の琴線に触れる名セリフ・名シーンが溢れています。
また、勝負に勝つための工夫や努力なども丁寧に描かれているので、夢へ突き進む人にとって、ぴったりな漫画と言えるでしょう。
2. はじめの一歩 / 森川ジョージ
2つ目の漫画は「はじめの一歩」です。
いじめられっ子の主人公「幕ノ内一歩」が、ボクシングを通して心身ともに強く、成長していくサクセスストーリー。
一歩とその仲間やライバルたちがチャンピオンベルト目指し、地道に厳しい練習に耐え続け、尋常ではない努力を積み重ねる姿が、夢を掴むために必要な「心と体のあるべき姿勢」を教えてくれます。
試合の中で勝機を虎視眈々とを狙うさまざまな戦略も見どころで、特に31～32巻は必見です。
3. 将太の寿司 / 寺沢大介
自己啓発的に参考となる漫画は、「練習や努力がものを言う」スポーツ漫画が多くなりがちですが、同じ理由でがんばりたい人におすすめなジャンルとしては、料理人などに代表される「職人系マンガ」もあります。
中でも、当ブログの一押しは「将太の寿司」です。
不遇な環境から寿司職人を目指して試行錯誤を繰り返し、寿司対決に挑みながら成長していく姿を通して「真面目にコツコツ努力を積み重ねること」の大切さを学べます。
また、所謂「泣かせ」というか感動のあまり涙腺が崩壊しかねないエピソードも多く、心のデトックス!?にもいいかもしれません。
4. MAJOR / 満田拓也
スポーツ漫画の王道といえば野球漫画ですが、中でも有名なのが、1994年に連載がスタートし続編のMAJOR 2ndが現在も連載中という超長寿漫画である「MAJOR」でしょう。
主人公が幼稚園児の状態から始まり、小学生編だけでもかなりの濃厚なストーリーが展開され、その後、中学・高校・プロとどんどんステップアップしてく姿を描いた、全78巻にもおよぶ壮大な野球スペクタクルです。
主人公の「本田吾郎」が幾多の困難にもめげず、「強気で前向きな姿勢と人並外れた努力」で絶望的な局面を打開していく痛快なストーリーが、全野球少年・少女に勇気を与えてくれます。
主人公以外の登場人物の苦悩や葛藤なども丁寧に描かれているところも魅力の一つです。
満田先生はバレーボール漫画の「健太やります！」も大変おすすめです。
5. バガボンド / 井上雄彦
最後はSLAMDUNKと同じ井上先生の「バガボンド」です。
宮本武蔵がライバルたちとしのぎを削って剣術を極めていく姿を圧倒的な画力で綴った作品です。
さまざまなキャラを通して、自分の弱さと向き合っても尚、強さを求めようと自問自答する様子が丁寧に描かれており、希望を抱いて努力を重ね、挫折しそうになりながら、もがき苦しみ、そして「道を極めるために歩き続けた果てに達する境地」を体感させてくれます。
残念ながら37巻で休載となっており、完結しないまま何年も経過してしまっていますが、それでも十分するぎるくらい、目標のために努力し成長することの素晴らしさが表現されていますので、何かに向かって努力したい人には胸を張っておすすめできる傑作です。
ちなみに斬り合いなどの描写や表現もすさまじくリアルなので、個人的には映画でいうところのＲ１5～くらいかなと思いますのでこれから読まれる方はご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか
夢を叶えるためには、困難を乗り越えるための努力や工夫が必要になります。
そして何度も落ち込んだり、諦めそうになったりするのが当たり前です。
今回紹介した漫画の登場人物たちが試行錯誤しながら状況を打開する姿を自分を重ねて、前向きさと強気な気持ちを忘れずに、「夢を叶えるための準備」を積み重ねていきましょう。