心を鍛える

心を整える 理想的なマインドセット

心を整える

宇宙人が地球を見つけた時(もしかしたらもう見つけているかもしれませんが)この星を支配している生物が「人間」であることに気付くのに時間はかからないと思います。

そして宇宙人は人間を「地球上で最も知能の高い生物」と評価するでしょう。

そんな、人間を地球の覇者たらしめた高度な知能は、同時に非常に複雑な「心」というものを生み出しました。

「心」は人間に感動や意欲など様々な喜びを与える一方で、悩みや不安といった苦しみをもたらします。

文明もない遠い昔から現在の高度な現代社会にいたるまで、人間は「心」に導かれ進み、時に振り回されてきました。

人間にとって「心」をコントロールするということは、人生において何かを成すために最も重要とも言える作業の一つです。

今回はそんな「心」を整えるということについてお話したいと思います。

それでは見ていきましょう。

 

 

1. 心を整えるということ

心を整える

冒頭でもお話した通り、心を整えることは、生きる喜びや目標を追い求める人生において最も重要なことの1つです。

それでは「心が整っている」とはどういうことでしょう?

例えるなら巌流島での決闘を控えた宮本武蔵、現代ではサッカー日本代表が試合前に国家斉唱している時のような心理状態といったところでしょうか。

ただ、本ブログでは「心を整える」ということを、単にそういった正念場だけでなく、その正念場で力を発揮するための常日ごろの生活を含めたマインドセットの事と定義したいと思います。

 

具体的には以下のような状態が「心が整っている」と言えるでしょう。

  • 落ち着いている・冷静・平常心・自然体・堂々・謙虚
  • 前向き・強気・自信や誇りを持つ・軽い興奮・調子に乗る・開き直る

理想的なマインドセットは過度に興奮しているわけではなく、また、決して無気力というわけでもなく、静かな闘志を燃やしているような、冷静沈着というべき心理状態です。

静かな湖にわずかな波が立っているような情景をイメージしてください。

動物でいえばまさしく命がけの狩りをするために静かに獲物を狙っているチーターでしょうか。

適度にリラックスしながらちょうどいい緊張感を持っており、何か物事を成し遂げるために理想的な精神状態と言えます。

こういったマインドで臨めば、たいていの事はうまくいきますし、仮に失敗しても、前向きな努力と工夫が最終的な成功を収めることでしょう。

 

2. もし心が整っていないと、どうなるのか

もし心が整っていないと、どうなるのか

反対にもし心が整っていなければ、本来のパフォーマンスを出すことができません。

心が整っていない状態、言うならば「心が乱れている状態」は以下の通りです。

  • 迷い・恐怖・怒り・不安・緊張・焦り・慌てる・油断
  • 後ろ向き・弱気・自虐・卑下・落ち込む・悩む・嘘・見栄・誇張

読むだけでも、鬱々としてしまうネガティブワードのオンパレードですね。

こういった精神状態だと、何をしてもなかなかうまくいかないし、もし仮に上手くいっても、そう長続きはしないでしょう。

 

ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、「恐怖・怒り・不安・緊張」など危機感に関連するマインドは「ヤル気」発生のメカニズムにおいて時に必要なものであり、決してゼロを目指さなければならないわけではありません。

巷でよく聞く「8対2の法則」ではありませんが、ポジティブ8割・ネガティブ2割くらいのバランスこそ理想的と言えるでしょう。

 

ところが、頭のいい人ほど「弱気8割、強気2割」になりがちです。

 

ひどい場合はネガティブ中毒とも言うべき状態の人もいます。

原因はいろいろあるとは思いますが、個人的には、過剰に考えすぎる性格のため悪い意味でも想像力が豊かで、うまくいかなかい未来を予想し、その際の心理的ショックを和らげ、自分を守るために、無意識に予防線を張るクセができてしまっているせいではないかと考えています。

 

「物は言いよう」ということばがありますが、たいていのことは「成功した」と言えば成功しているし、ある面では失敗しているのです。

ただそれを評価する自分自身がネガティブに判断すれば「失敗」となります。

 

そうした何でも悪い方へと予想したり評価してばかりいれば、その経験値はより強固なものになり、どんどんネガティブになるという悪循環を生み出してしまいます。

そのネガティブループに陥ると、実力を発揮したり何かを成し遂げたりすることは難しくなります。

 

下手な考え休むに似たりというように、なんでも考えることが正解とは限りません。

人生を実りあるものにするためには、常にこころを整えて、考えるだけでなく行動し、ものごとを前向きに解釈し続けることが必須と言えるでしょう。

 

また、これもあくまでも個人的な見解ではありますが、いろいろと「考えすぎ・悩みがちな人」な人は、知能が高く各分野で活躍する一方で、取り越し苦労などにより却って仕事や勉強で結果を出せなかったり、不安や恐怖に振り回された結果、最悪の場合、自死を選んでしまう危険性すらあると思います。

 

自殺するのは人間だけということからも、自殺と高い知能の相関性は無視できないと思います。

もしあなたが頭がいいのに「結果が出せない人」であるならば、ぜひ気をつけてください。

結果を残せない、努力ができない人は身体はもちろんのこと、「心」が整っていない、言い換えると「心が健康でない」ことが大きな原因となっているかもしれません。

 

 

3. 心の整え方

心の整え方

それでは肝心の心を整える方法ですが、その基本は常に自分の心をいたわり、メンテナンスを怠らず、自分の心をコントロールし、常に理想的な精神状態を作るクセを作り、それを習慣化することです。

 

具体的には、上記の「心が整っている」状態を意識し、繰り返し、習慣となり、気が付いたら無意識に整っていることを目指します。

同時に「心が乱れている」状態も意識し、そういった状態にならないよう気を付けます。

 

おすすめは自分のヤル気がでる理由や名言をまとめた「ヤル気ノート」や「名言ノート」、テンションが上がる音楽などを準備し、都度参照することです。

そういった「マインドセットツール」は心が整った状態のクセ付けに大きな効果を生むことと思います。

 

また、意外とおろそかにしがちなのが体調管理です。

からだとこころは完全につながっています。

 

お風呂に入ればリラックスしたり、トイレにいって腹痛が解消しただけで気分がよくなる人も多いのではないでしょうか?

 

体調が悪ければ気持ちも沈みがちになり、体調が良ければ気持ちもポジティブになるのです。

 

完全にこころを整えるためには、同時に身体を整えることが絶対条件と言えるでしょう。

 

 

4. まとめ

  • 心を整えることこそ、成功の鍵。常に前向き・強気・冷静さを失わない
  • 心を整えるために、自分の価値観や考え方・目標・理想の人物像などをまとめておき、常に参照する

心を整えることは、成功するためにはもちろん、生きていく上でも本当に大切なことです。

 

あなたが仕事や勉強プライベートで高い生産性や結果を残したいのであれば、絶対に不可欠な準備と言えるでしょう。

目標やなりたい理想の自分像を具体的にまとめた、「やる気ノート」や「名言ノート」 を作ったりするのはもちろんのこと、それらを参考に繰り返し意識し続けることが重要です。

 

-心を鍛える
-,

© 2024 絶対にできる.com