仕事や勉強、家事や趣味など、目標に向かってがんばっていると、どうしてもうまくいかないことがあります。
当ブログでは、強気&前向きなマインドを推奨していますが、人間ですから当然失敗して落ち込んだり弱気になることもあるでしょう。
そんな時は、一度仕切り直して、応援歌を聞きましょう。
しっとりと励ましてくれたり、パワフルに背中を押してくれたり、さまざまなジャンルから選曲しました。
身体だけでなく、心が疲れて元気がない時に特におすすめな10曲です。
ぜひ聴いてみてください。
1. Mr.Children / 終わりなき旅
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1曲目は、Mr.Childrenが1998年にリリースした「終わりなき旅」です。
Mr.Childrenといえば、名曲が無数にありますが、なかでもこの曲は何かを目指してがんばる人の不安や辛さに寄り添った曲となっています。
全体的にはスローテンポで、落ち着いていながらも情感に溢れた素晴らしいメロディーと、「いいことばかりではない」といった辛い現実から目を背けることなく、もっと素晴らしい自分を目指していくという歌詞が、成功を目指して前に進んでいる人を穏やかに応援してくれることでしょう。
2. DREAMS COME TRUE / 朝がまた来る
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1999年1月に発売した、DREAMS COME TRUEの「朝がまた来る」は人気ドラマ『救命病棟24時』の主題歌でした。
全体的に悲しいフレーズで構成されており、当ブログの解釈では、(恋愛なのか、生き別れたのかは不明ですが)「大切な人がいなくなっても、朝がまたやって来る」ということをテーマにした歌ではないかと考えています。
救命救急という厳しい現実を舞台にしたドラマに合わせて制作されたという面もあったのでしょう。
曲の大半で、大切な人を失った「悲しい気持ち」を乗り越える辛さが表現され、クライマックスでようやく、その悲しい“思い”が消えていく未来が描かれています。
寂しげながらもテンポのいい曲調が、落ち込んでいる人をやさしく励ましてくれているようにも感じる名曲です。
3. スピッツ / 夢追い虫
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ドラマ「プラトニック・セックス」の主題歌として、スピッツが2001年10月に発売した「夢追い虫」も、夢を追いかける人をさわやかに、かつエモーショナルに応援してくれる曲です。
スピッツならではのやわらかいのに迫力のあるサウンドに“夢で見たあの場所に立つ日まで”、“少しずつ進む あくまでも”という歌詞が、落ち込んで元気をなくしている心に染みること間違いなし。
夢を掴むために、がんばって、それでもうまくいかない経験をしたことがある人は、そうでない人に比べ、この歌を聴いて何倍も感動することができるでしょう。
4. AI / Story
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2005年発売のAI「Story」は、ノンタイアップながら音楽配信で200万DLを突破するなど、AI最大のヒット作となりました。
特に、「恐くない」「頼ってほしい」「ひとりじゃない」などのやさしい言葉と「自分だけのStory作りながら生きていく」「あきらめないで」といった前向きな応援メッセージが多くの人の共感を呼ぶことに。
元気がない人を励ます曲の王道タイプと言えるでしょう。
少し暗い間接照明などで照らした部屋で聴くのがおすすめです。
5. Aqua Timez / 決意の朝に
「決意の朝に」はAqua Timez が2006年7月にリリースしたデビューシングルです。
インディーズからメジャーへ彗星のように現れ、当時話題作だった宮部みゆきさん原作のアニメ映画「ブレイブ・ストーリー」の主題歌だったこともあり、あっという間にその年を代表するヒット作となり、紅白歌合戦の出場まで成し遂げてしまいました。
明るめの曲調ながら「人に笑われるくらいがちょうどいい」「辛い時辛いと言えたらいいのに」「強がって笑う弱虫」といった、自分の弱さから目を背けるのではなく、力を抜いて、あるがままを受け入れた上でなお前向きな歌詞が斬新でした。
そして、そんな弱さや失敗、落ち込んだ日々を糧にして堂々と生きていくことを詠った、クライマックスの大サビは必聴です!
6. ケツメイシ / トレイン
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ケツメイシの「トレイン」は、2007年4月発売の14枚目のシングル。
JRのCMソングということで電車にちなんだタイトル通り、晴れた昼下がりの鈍行列車のイメージがぴったりな明るい曲調です。
ところが、歌詞は深く、哀しく、明るく、電車をモチーフにしながらも自己啓発色全開!
このアーティストは、自分の心と向き合った名曲をたくさんリリースしているのですが、この曲も頭から最後まですべてが素晴らしく、ピックアップしにくいのですが、特に好きなのは「自分の悪い噂が聞こえてきても気にせず進む」という部分です。
他人の悪口が気にならない人はいないと思いますが、そんなものに振り回されてはいけないというメッセージが伝わってきます。
終盤の前向きな歌詞を聴き終わる頃には、きっと、心が軽くなっていることでしょう。
7. KOHH / 貧乏なんて気にしない
2014年リリースのKOHH「貧乏なんて気にしない」は、一部で、下火になっていたHIPHOPブーム再燃のきっかけになったのではと言われるほど衝撃的な曲です。
「貧乏」とは、“お金がなくて貧しい”という最もネガティブな要素のひとつですが、あえてそれを歌詞どころか曲名に持ってくるあたり、その後のKOHHの圧倒的な活躍にも納得してしまう独創性を感じました。
この貧困というテーマにぴったりの、どこか寂しげなメロディーにのせてラップするKOHHの単純ながら刺さる言葉を聴くと、なぜか不思議と心が落ち着きます。
難しいことは一旦忘れて、頭を空っぽにして聞いてみてはいかがでしょうか。
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8. 餓鬼レンジャー / STRONG ISLAND feat. RYO the SKYWALKER
餓鬼レンジャーは熊本出身のHIPHOPグループです。
長い活動休止から復活したタイミングで発表したこちらの曲は、レゲエシンガーのRYO the SKYWALKERを客演に迎え、曲名の通り熱い情熱がほとばしる力強い応援歌となっています。
また、REMIXバージョンでは、大阪出身のSHINGO★西成、1億円自腹出資オーディションでなにかと話題のSKI-HI(AAA)も参加しており、夢をあきらめずに困難に立ち向かうマインドを個性的かつエネルギッシュなマイクリレーで繋いでいます。
「どんなに辛い状況でも、下ではなく前を向いて進んでいく」そんな気持ちにさせてくれる名曲です。
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9. WANIMA / ともに
ロックバンドであるWANIMAの「ともに」は Youtube再生回数1億回を超える、彼らの代表曲のひとつです。
アルバム『JUICE UP!!』に収録されており、シングル曲ではありませんが、紅白歌合戦で披露していることからもわかるように、すべての人を元気にしてくれるポジティブナンバーとなっています。
神奈川県の大磯ロングビーチで撮影した爽快感あふれるミュージックビデオも曲にぴったりなのですが、歌詞をよく聞いていると決して明るいだけではなく“どれだけ過去が辛くて暗くても”や“涙こらえ笑って生きてる”など、実はすごく心が傷ついている人に向けた曲であることに気づきます。
実は、本当に心が弱っている人にこそおすすめしたい名曲と言えるでしょう。
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10. Mrs. GREEN APPLE / 僕のこと
最後は、2019年発売のMrs. GREEN APPLE 「僕のこと」です。
壮大なメロディーに乗せて、“なんて素敵な日だ“ “夢に敗れくじける今日も”など、「夢に向けて全力で努力し、その喜びや辛さを味わったことのある人」にとって非常に胸に刺さる深い歌詞が、近年の日本の音楽シーンにおいて稀にみる、圧倒的な傑作であると断言できます。
第97回高校サッカー選手権大会の応援歌にもなっているこの曲ですが、決勝戦のハーフタイムに会場で披露した生演奏は、伝説と言っても過言ではないほどの大迫力で、最初は試合前の余興程度に聞き流していた聴衆が、ボーカルの歌唱力に一気に引き込まれていく姿が印象的でした。
まとめ
夢に向かって努力を重ね続け、何なら普通に生きていてるだけでも、落ち込んだり、こころが疲れたりすることは避けられないでしょう。
そんな時は、まず休みましょう。
そして睡眠や栄養、運動などでのリフレッシュと併せて今回紹介した「元気がない時に全力で応援してくれる曲」たちを聴いてみてください。
こんな素晴らしい曲を作ることができた人たちも、きっと辛い気持ちを乗り越えて、その向こう側を知ることができたのでしょう。
前に突き進むから、壁にぶつかるのです。
きっと、夢に近づいている証拠なのだと思います。