仕事をする上で特に重要なことの一つとしてマインドセットがあります。
マインドセットとは、「モノの見方や考え方」のことです。
毎日の仕事はもちろんのこと、掃除や洗濯などの家事、さらには遊びにいたるまで、マインドセット、つまり、どのように考えながら行動するかで結果が大きく変わってきます。
今回は仕事で成功するためのマインドセット、心の姿勢と気を付けるべき2つのポイントについてお話ししたいと思います。
1. マインドセットが仕事に与える影響
冒頭でお話しした通り、マインドセットは仕事に大きな影響を与えます。
仕事をする時、「面倒だけど仕方ないな」という気持ちと「よし、やってやるぞ」という気持ちで取り組むのでは、 その仕事のクオリティやスピードが全然変わるのは当然でしょう。
仕事で成功するか失敗するかはあなたの「こころの姿勢」次第ということです。
もちろん、こころの姿勢以外にも「才能や努力・工夫」なども成否に大きく影響してきますが、「努力や工夫」は「心の姿勢≒ヤル気」に正比例します。
そして、一握りの成功を除くほとんどの事において、才能よりも努力や工夫の方が結果に反映します。
つまるところ、マインドセットが、仕事に対し最も大きな影響を及ぼすというわけです。
2. 結果を出すために1番必要なのは「強い気持ち」
では結果を出すためにはどのような心の姿勢が望ましいのでしょうか?
ズバリ結論から言うと、「前向きな強い気持ち」です。
何か行動を起こすと必ず結果が伴います。
そしてその結果によって「不安」「迷い」「自信喪失」といったネガティブな気持ちになることが、成功を阻害する最大の障壁となります。
真の最大の敵は、タスクの難度やライバル・環境などではなく、自分の中の「後ろ向きの弱い気持ち」なのです。
実際、書店に行けば自己啓発の本が並んでいますが、(ちょっと乱暴に)もしこれらの本をたった一言でまとめるなら「成功するには前向きな強い気持ちが重要」ということだけです。
成功者の方たちが成功に至ったのに何が重要だったか、様々な視点で書かれていますが、最終的には「前向き」「強い気持ち」というマインドに帰結する場合がほとんどです。
ただし、こういった本はもともと強い気持ちを持っている人が書いている場合が多いので、あまり参考にならないこともありますので注意しましょう・・・。
3. 「強い気持ち」を生み出す、心の姿勢の整え方
それでは前向きな強い気持ちを持つためには、どうしたらいいのでしょうか。
前向きな性格や強い自信などは、生まれ持った気質である場合も多いため、元々ネガティブなマインドタイプの人が簡単に変わるのは難しいかもしれません。
しかし心の姿勢は、体の姿勢と同じで自分で変えることが可能です。
そして、「こころの姿勢」を変えるためにまず、「体の姿勢」から変えることをおすすめします。(心がついてこない時は身体を先に変えて心を動かすという手法は、自己啓発の世界でも最も重要な法則の一つです。)
心と体は繋がっており、体の姿勢を前向きで強い姿勢に変えると心にもよい影響を及ぼすというわけです。
具体的には、背筋を伸ばし、少しだけ胸を張り、リラックスして力を抜き、しっかりと呼吸をします。
そうした姿勢がクセになるまで、何回も意識して繰り返します。
繰り返すことで、脳と体の神経回路が強固になり、それが当たり前のようにできるようになります。
「体」ができたら、次は「こころ」です。
常に、前向きに考えるよう繰り返します。不安や悲観など後ろ向きの気持ちが湧いてきても、前向きに考え直し、「絶対にできる」 と言い聞かせます。こちらも無意識にできるようになるまで、何回も繰り返し意識して行います。
それらが習慣となり、クセになってしまえば、もう無意識でもできるようになります。
ココがポイント
仕事に限らず、「前向き・強い意志」は成功するための最重要ワードです。そして「反復・習慣・クセ」も、自分を変える最大のコツです。この2つのキーワードが仕事力を大幅UPさせる最大のポイントと言えるでしょう。
4. まとめ
- 仕事で結果を出すコツは前向きな強い気持ちを保ち続けること
- 「前向き&強気」を体得するためには、まず身体の姿勢から整える
- 前向き・強気を常に意識し、クセになるまで繰り返す
今回は仕事をする上で、最も重要な「マインドセット」についてお話ししました。
繰り返しますが、仕事の成果がどうなるかはあなたの「気持ちの強さと考え方のクセ」次第です。
背筋を伸ばすなど身体の姿勢を整え、「常に前向きに考える」と「“絶対にできる”という強い気持ちを持つ」といったマインドセットを習慣化し、無意識にできるようになれば、基本的にできない仕事はないと言っても過言ではありません。
まずは、今回の記事に出会ったことを“人生を変える最大のチャンス”と思うところから始めてみましょう。
もちろん、後ろ向きに「もっと早く知りたかった」と考えてはいけません。
今日は残りの人生にとって最初の1日なのですから。