「今日もダメだった。」
そんな暗い気持ちで毎日を振り返っていませんか?
事実、真面目な人ほど自分を卑下し、追い込み過ぎてしまい、成果に繋がらないという悪循環にハマりがちです。
そんな負のループに嵌らないために重要なのが「自己肯定感」。
今回は自己肯定感について解説したいと思います。
1. 結局、最も重要なのは「自分を肯定する」ということ
成功するために努力が必要なのは当たり前ですが、その「努力をするために必要なのもの」は以下に挙げるような強いメンタルです。
- 強い意志・やる気・自信
- 行動力・決断力
- 継続力・折れないメンタル
いかにも成功するために必要なパワーワードたちですが、何を隠そう、これら全てにおいて必須となるのが「自己肯定」というマインドテクニック。
成功するために実は最も重要なことは「自分を肯定する」という、非常にシンプルな思考パターンなのです。
すぐに自分の成功を疑ったり、諦めたりしてはいけません。
多少勘違いであっても、自分を過少評価しないように気を付けましょう。
参考
[自分を肯定しないとどうなるか]
もし自分を肯定しないと、「自信やヤル気が減少」→「パフォーマンスが落ちる」→「仕事や勉強の結果が悪くなる」→「さらに自分を否定する」という悪循環に陥ります。多少無理やりでも自分を肯定することで、この悪循環を断ち切り、逆方向の好循環へ変えることを意識しましょう。
2. 肯定するか、否定するかは自分次第
自己肯定は文字通り「自分で自分を肯定する」わけですから、肯定するかどうかはあなた次第でどうにでもなり得ます。
仕事や勉強でうまくいかない結果が出でも、それ自体は途中経過であって、あくまでも成功への過程と考えればいいのです。
最大のピンチと思っていけれど、結果的に長い目でみたら最大のチャンスということはよくあります。
実際、どんな事象も事柄も、果たして「〇」なのか「×」なのかは、長期的に評価すると微妙なことが多いのです。
結局、捉え方次第なのですから、わざわざ落ち込んで負のループにハマる必要はありません。
特に、考えすぎて行動力に欠けている人は、必要以上に悩むのは時間と労力のムダということを意識してはいかがでしょうか。
3. 自己肯定の邪魔をする3つの悪いクセ
とはいえ、日ごろから自己肯定のクセがない人が急に変わるのも難しいところです。
自己肯定ができない理由はいろいろありますが、共通しているのは「自分を否定するのは他でもない自分自身」ということ。
自己肯定の妨げになる3つの悪いクセについて、詳しくみていきましょう。
自己肯定の邪魔をする悪いクセ
- 自分よりすごい人と比べる
- 悪い未来を予想する
- 目先の結果に囚われる
自分よりすごい人と比べる
「自分なんて大したことないダメな人間だ」と思う方法はカンタンです。
自分よりすごい人と比べればいいだけ。
情報過多の現代社会なら、井の中の蛙になる方が難しいくらいでしょう。
「人と比べる」という作業はメンタルコントロールにおいて非常に大きなパワーがあります。
発奮材料として使える反面、「自己否定」に使ってしまうと「後ろ向きマインド」へまっしぐらに。
比べるなら、自分と同レベルの人か、過去の自分と比較し、自己成長の確認作業に活用しましょう。
悪い未来を予想する
「うまくいかないだろう」という思い込みで妄想を膨らませ、恐怖や不安の虜になり、取りこし苦労をしてしまうという人も多いことでしょう。
心配性の自覚がある人は「下手な考え休みに似たり」「案ずるより産むが易し」ということわざを常に意識してみてはいかがでしょうか。
危機意識はもちろん大切ですが、過度な不安もある意味「見えにくい危機」と言えるかもしれません。
目先の結果に囚われる
自己成長という点において、大きな変化(成功)というのは、急に訪れたりすることはありません。
成長の過程で、いわゆるブレイクスルーすることはあっても、それは長い努力の積み重ねに起因する場合がほとんどです。
つまり、大きな成功のためには、その前の停滞期を乗り越えないといけないのです。
これが簡単なようで難しく、例えば3年畑を耕しても何も実らなければ諦めるのが人情でしょう。
しかし、こういった「現実」を突き付けられた時こそ分かれ目です。
絶対に下を向いてはいけません。
一番の原因はネガティブ思考
悪い知らせや結果に対し「ほら、やっぱり」と思うか、「大丈夫」「絶対に乗り越える」と思うかでその後の行動が変わってきます。
判断材料を前向きに解釈し、いちいち落ち込まないことが重要です。
前向きが大切ということは、数々の偉人たちが口を揃えて語っています。
当ブログの「前向きになれる名言」という記事もぜひご覧ください。
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4. 自分を肯定するための5つのヒント
さまざまな要因が妨げる自己肯定。
そこで、「自己肯定のために必要なコツ」を5つ紹介します。
自分を肯定するための5つのヒント
- 「自分」と「事象」を分ける
- 前向き・強気を基本姿勢にする
- 音楽や動画で気持ちを盛り上げる
- 実力をつける・結果を残す
- 目指す自分・なりたい自分になる
詳しく見ていきましょう。
①「自分」と「事象」を分ける
何か自己肯定のじゃまをする事があっても、あくまで事象が悪いのであって自分が悪いわけではないということを意識しましょう。
例えば、あなたのアイデアが悪くても、あなた自身が悪いわけではないのです。
良いアイデアはその前の無数のだめなアイデアの後にあるのですから。
自分を否定する暇があったら、冷静に事象の原因と結果の関係を分析し法則を見つけ、それを基に改善することが大切です。
②前向き・強気を基本姿勢にする
成長を求める限り、成功ばかりが続くことはありえません。
失敗や挫折は必ず訪れますし、それをどう乗り越えるかが成功の鍵となります。
だからこそ、どんな状況でも前を向いて肯定することが大切なのです。
生きている限り、どんな失敗もあくまでも通過点に過ぎません。
③音楽や動画で気持ちを盛り上げる
気持ちが沈みがちだと自己肯定は難しくなります。
応援ソング(音楽)や勇気のでるドラマや映画を見たり、本や名言を読んだりして、気持ちを切り替えましょう。
もし自分が困難に直面したら、もっと困難なことを乗り越えている人を見て「私の困難は大したことないんだ」って思い直しましょう。
④実力をつける・結果を残す
自己肯定するために自分自身をすごい人になるという逆転の発想も。
余計なことは考えず無心で努力して結果を残す。
得意なことが増えれば、自ずと自信も付き「自分を認める」きっかけとなります。
結果を残すためには、自分に合った努力方法(適性)を見つけることや自分の得意なことを伸ばすことが重要です。
⑤目指す自分・なりたい自分になる
④と関連しますが、「理想の自分になる」ということは自己実現・自己啓発の根底であり、自己肯定に欠かせない要素です。
手っ取り早いのは、目標とする人の服装や声・態度を真似たりと、見た目から憧れの人に近づくという方法。
ただし、自分を見失ってはいけません。
あくまでも自分の長所や短所を認め、受け入れ、その上で実現可能な「自分」を目指すようにしましょう。
ココがポイント
自己肯定のコツに共通しているのは、ポジティブな心の姿勢と結果を残せる体力、つまり「心と体の健康」と言えるでしょう。正しい心の姿勢や健康的な生活を意識することが自己肯定へと繋がっていくのです。
5. まとめ
- 成功のためには自分を肯定することが不可欠
- 前向きな解釈が自己肯定につながる
- 「自己肯定⇒結果を残す⇒更に自己肯定」という好循環を作ろう
いかがでしたでしょうか。
今回は自己肯定について掘り下げてみました。
簡単なようで実は難しい自己肯定。
特に真面目で完璧主義な人、繊細な人ほどその傾向が強いようです。
長所も短所もすべて含めて受け入れて、肯定し、長所は伸ばし短所は改善すれば成功はきっとやってくることでしょう。